とうふのホルモン

ホルモンのままに。主成分はエッセイ。

とうふ持論

なぜ本を読むべきか?凡人系東大生がわかりやすく整理してみた。【とうふ持論】

とうふです。 よくおとなは言いますね。「本を読みなさい!」と。その実、「じゃあなんで?」と言われるとちゃんと説明できない人が多いんじゃないかという気がします。 ・知識が身につくから?…教科書や専門書ならまだしも、小説やエッセイはそんなに役に立…

2つ目のメンタルクリニックの先生が神だった話

「おそらく、うつ病か適応障害だったんでしょうね」 今更ながら、先月引っ越してきてからはじめてメンタルクリニックに行ったときのことを書こう。 それまでの経緯 順を追って、自己紹介やブログ開設の経緯で書いてきた内容とかぶる部分から簡単に書く。 社…

とりあえずの塾と作文「しょうらいのゆめ」【時々書きたくなるエッセイのようなもの】

「お母さん とりあえず塾に行っているからと安心していませんか」 昔、中央出版か何かのCMで島田紳助(若い子はどっちも知らないかもしれないね)がこんな感じのことを言っていた。要するに、子どもの学力を上げたい、と思ったときに、「とりあえず」塾に通…

【コクリコ坂から考】この映画は懐古でも青春の恋でもない。なぜ彼女は旗を揚げ続けるのか

……海はなぜそんなことをしたんだろう。 「コクリコ坂から」。1963年横浜。学生運動。海と風間俊の出会いは、まさに時代を感じさせるシーンだろう。 中庭(?)でクラスの友人たちとお弁当を食べる海たち。水沼の合図で、「カルチェラタン」取り壊し反対運動…

食いっぱぐれても、いいんじゃない?それよりほんとにやりたいことをやらないと死ぬよ?

イケダハヤト氏があげてた記事経由でこの人の文章読んで、心臓がきゅーってなった。 affi-yami.hateblo.jp (ざっくり言うと、「自分の感性を活かしてアフィリエイトの世界で身を立てていこうとしたけどそんなのただの逃げだったのかもしれない。逃げずに現…

凡人だけど、東大のメリットを考えてみたよ。

とうふです。 「無為な批判なんてクソや!もっと言い方ってもんがあるやろ!」などと言っていたこともありました。 … ・・・ 1年余計に東大通った身としては、これだけの理由で「東大つまらん!」何て言うのは早計だなあと思う。だったらネットビジネスのた…

肩書きというコスプレがさらけ出してくれる自分もある【時々書きたくなるエッセイのようなもの】

ブログを書き出して2ヶ月が立っている。飽き性なわたしがぼちりぼちりとでも続けられているのは、愛着のもてる名前を思いついたからというのが大きいかも知れないと思っている。 念のため明言すると、このブログを書いている【村上とうふ】は、わたしの本名…

【誰よりも熱い感想】「ジブリの大博覧会」に行ってきた!(3/3)映画を見たあと、大博覧会のあとは。ヤボだけどあえてジブリ作品の根底にあるメッセージを紐解く。

ジブリが好きすぎて好きすぎて興奮のままに語るよ!第3部。 前回まではこちら。 chi-cooks-everyday.hatenablog.com chi-cooks-everyday.hatenablog.com 「大博覧会」というもう一つの物語! 映画作品とともにあった、「宣伝」というジブリの表現の、30年…

【誰よりも熱い感想】「ジブリの大博覧会」に行ってきた!(2/3)鈴木さんと糸井さんが切り出すジブリの世界と「宣伝」という仕事

(前回) chi-cooks-everyday.hatenablog.com 宣伝の基本は、タイトル・コピー・ポスター ジブリ作品の宣伝は30年間鈴木敏夫さんが手がけてきた。のほほんと作品を楽しんでいたときには見えなかった、プロデューサーという存在。自分も仕事をしてみて(1…

【誰よりも熱い感想】「ジブリの大博覧会」に行ってきた!(1/3)ジブリだからこそできる、「宣伝」の軌跡がすごい。

7月某日、東京に出かけるついでに六本木まで足を伸ばして「ジブリの大博覧会」に行ってきた。 www.roppongihills.com 何を隠そう、わたしはジブリオタクだ。金曜ロードショーは本気で毎週ジブリでいいと思っているし、誕生日に(いっそ誕生日じゃなくても)…

新卒フリーランスという決断にグチャグチャ言ってる奴らはバカなの死ぬの?どうせなら有益な批判をしようよ

とうふメンタル、故に時に過激な物言いをしたいときもある。あと実はわりと有意義な議論は好きだ(東大生感)。 話題の、40社受けてだめだったから新卒フリーランスを目指すって書いた彼。 www.iwata09.com 「見通しが甘すぎる」「就活の方が楽」「内定も…

うつの人を応援したい人へ。なぜうつの人に「がんばれ」と言ってはいけないか?【とうふ持論】

とうふです。このブログに、「心が折れてしまった人のためにできること」という検索ワードでたどり着いている方がいた。それで思い出したことがある。 大学時代のあるとき、大好きな先輩・育子(いくこ)さんがうつになったと聞いた。育子さんは、うつになる…